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2008年09月26日

おとうさんにできること

私は、福音館(ふくいんかん)書店の絵本が大好きです。
自分自身が子供の時から読み、慣れ親しんでいる本の多くが福音館書店の絵本だったからだと思います。

ぐりとぐらシリーズ、かこさとしさんのシリーズ、そらいろのたね、ばばばあちゃん、そらまめくん、ぐるんぱのようちえん・・・
みんなみんな、福音館書店なんです。

子供達が保育園に入園する前に時々(開放保育に)遊びに行っていた近所の保育園で、絵本の選び方についての話しを副園長先生から聞いた時の話なのですが・・・

福音館書店の社長さん(創設者)は、自分の子が生まれたとき、奥さんをうらやましいと思ったんだそうです。

お母さんの体の中に子供は10ヶ月間もいて、おへそとおへそでつながっていて、
生まれてからも、お母さんは子供とずっと一緒にいることができて、授乳をしてさらに子供とは、体と体で結ばれているを実感する。
男親の自分には到底入ることのできない強い絆で結ばれている。
でも、自分も何か、子供との結びつき、絆を深めたい・・・何をしたらいいんだろう・・・何ができるんだろう・・・

そうだ、子供に本を読んであげよう! 

そう思いついた社長さんはそれから毎日、時間を作っては、子供をひざに乗せ、読み語りを始めたんだそうです。
読むうちに、子供のために良い本を探すようになり・・・、探し歩くようになり・・・、
これが続いて続いてある時、『そうだ!自分が絵本を作ろう!』と思ったんだそうです。

でも、自分は書くこと、描くことができない・・・じゃあ、良い絵本を送り出す人、出版する人になろう!
って思い、福音館書店を立ち上げたんだそうです。

この話を聞いて感動してしまった私は、納得!
こぐま社・金の星社・佼成出版社など、他にもいい絵本を出版している会社はいっぱいあります。
でも、子供向け書籍の出版数は、やはり福音館書店はダントツicon12です。

何十年も読み継がれている本は、ホントに福音館書店のものが多いのです。

また、社長さんにまつわるこんなエピソードも目にしたがあります。

私には、2人の子(男の子)がいます。
絵本を買い与える時、同じ本を、ひとりひとりに与えていました。
人は本を読んで持つ感想受ける感動はそれぞれ違います。
だから子供達が、それぞれに感じて欲しいから、この本いいな、と思ういい絵本に出会った時、私は2冊買い、一人一冊読めるようにしてきました。
子供にとっては、それが『ぼくの本なんだ。ぼくのための本なんだ。』って嬉しく思えるからです。
だから、うちの子供達のそれぞれの学習机には、同じ絵本が並んでいます。
  

と、いうお話。これも、おぉっ!なるほど!と思いました。

そういえば私の実家にも、ぐりとぐら や しろくまちゃんのホットケーキは、私の名前が書かれた本と、弟の名前が書かれた本、それぞれ2冊ずつあります。 私の両親も、社長さんと同じ教育方針のようですね。


話がそれましたが、福音館書店の社長さんのようなこんなお父さん、素敵だなぁって思います。
遠くへ旅行やドライブに連れて行ってくれる、高額なおもちゃや教材を買ってくれる、
それもお父さんにできることです。
でも、寝顔ではなく起きてる我が子を見ることができた時、ほんのちょっとの時間を使ってお父さんがひざの上で絵本を読んでくれたり、手遊び歌をしてくれたら・・・子供はきっと大喜びですね。

私は小学校の読み聞かせボランティアをしていますが、時々、ご主人(お父さん)が来てくれるボランティアさんがいます。
お父さんの声色・口調はお母さんとはちょっと違うのでとても新鮮に聞こえ、子供達に人気です。

また今日私が行った保育園での一日保育士体験も、中にはお父さんが来てくれるお宅があります。
肩車してくれたり、おんぶですごい勢いで走ってくれたり・・・子供達は大はしゃぎです。

お金かけずにお父さんができること、いーーっぱいあるんですよね。
雨の日に、家じゅうの空き箱を集めてきて、部屋いっぱいにピタゴラ装置なんか子供と一緒に作っちゃったら
きっと子供達、『おとーさん、スゴーイ!!』って拍手喝采でしょうね!

それを見てお母さんもニコニコでしょう・・・(その後の片付けさえちゃんとしてくれればface03)

一日一冊の絵本、一日一回の手遊び歌で、父と子の絆はぐーんと強くなる・・・私は、そんな気がしますicon06


そんなお父さん達にオススメの読み語り絵本を紹介します。
ボールガエルボールガエル
 
風木一人/文  平出衛/絵

福音館書店 こどものとも


『あのね、ボールの中にはね・・・』
こんなナイショ話をお父さんと子供がして、次の日曜日、思い出しながらボール遊びできたら楽しいでしょうね。




とんねるをぬけるととんねるを ぬけると

片山健/作・絵

福音館書店 こどものとも


男の人の声色で読んだらおもしろいお話です。
子供をひざに乗せて、がたんごとんと電車に乗ってるように揺れながら読んだら、臨場感に子供は大喜びです。





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Posted by みにまむ at 22:43│Comments(3)こども
みなさんからのコメント と 私から感謝のコトバ
最近子供たちに絵本を読んであげていないなぁ。
早く寝かせて、私の好きな時間を作ろうと口うるさく「早く寝なさい」を連発。
みにまむちゃんのように、読み聞かせをまたしたいなと思いました。
気づかせてくれて、ありがとう!
Posted by ゆみっち at 2008年09月27日 02:07
絵本って寝かしつけの道具の一つとして
読んでたりしましたが、お父さんとの
ちょっとした触れ合いの時間にもなるんですね☆
読み聞かせ・・・子どもが一緒にいてくれる
時期こそホントはもっともっと読み語り
してあげなくっちゃって思いました。
ホントありがとうございます☆
Posted by たわらちゃん at 2008年09月27日 07:33
★ゆみっちちゃんへ★
そうだね~、子供達が全員寝てからが、“私の時間”だもんね。
私も夜になると“早く寝かさなきゃ”って思っちゃう・・・でも、子供って親のそういうイライラとか焦る気持ちを察して余計に寝ないよね~。
だからやっぱり、親も子もゆったりした気持ちになるには、本を読んであげたりお話(私の創作話)をすると効果的だって思うの。


★たわらちゃんへ★
うんうん、読み語りはお母さんだけじゃなくて、お父さんにうってつけの“親子のふれあい”手段の一つだと思います。
人が本を読んでくれるのを聞くのって、気持ちいいもんね。
あと私は、絵本を読むっていうのは“正しい日本語を覚える・言葉遣いを知る”上でも大事だなぁって思っています。
だから小さい時から読んで聞かせてあげるのが重要だって思っています。
Posted by みにまむ at 2008年09月28日 01:30
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